オタク同士の付き合い。
オタクと言っても、何が好きか、その対象でコミュニティの人のタイプは大きく異なります。
ですので、一概に言えませんが色々なコミュニティを見てきた中で思ったこと、感じたことを率直に書いていきたいと思います。
目次
僕がいたオタクの中でのコミュニティや人間関係
僕がオタクの仲間内で付き合っていた人は様々です。
リアルで周りにオタク仲間がいなかったせいか、当時やっていたブログやSNSを通じて色々な人と接して直接会ったりもしました。
普段の生活では絶対に会うことがなかった人たちとも会ったのも1度や2度ではありません。
僕は会いたいなと思った人は男女年齢問わず自分から直接アプローチして会ってきましたし、そこから輪を広げてコミュニティを作った経験もあります。
ですので、日本国内北は北海道、南は九州と全国行ったり来たりしながら色々な人と会ってきました。
僕は関東や関西出身ではないので、関西や関東でオフ会を開いたりしている人と比べれば数は少ないかもしれません。
ですが、自ら会ってコミュニケーションを取った数ならそう言った人たちにも引けは取らないと思うので参考にはなるはずなので最後まで見ていただけたらと思います。
オタクの人間関係の良いところ
これは人によって色々あるでしょうがいくつかあげてみたいと思います。
楽しい
オフ会など参加したことがある人にとっては
一番は「楽しい」ってことが言えるでしょう。
やっぱり同じ趣味を持つもの同士、共通の話題があれば話に事欠きませんよね。
自分の身近にそういった人がいなければ、何者にも変えがたいコミュニティになるはずです。
- 集まってカラオケやご飯に行く
- イベントやライブがあれば参加する
- 趣味だけでなく相談したり、愚痴を聞いたり話したりできる
お金の節約になる
グッズ集めやイベントに参加している人は協力者がいることで欲しいものやイベントの参加チケットが手に入りやすくなりいます。
ガチャガチャやブラインドパッケージ(中身が見えないもの)のグッズ購入の場合は複数人で買えば欲しいものを少ない金額でゲットできます。
イベントも抽選制だった場合、連番でチケットを取っておけば自分が落ちても、連番相手が当選すればイベントに参加することができます。
時間の節約になる
これはお金と関連したことですが、グッズが手に入らなければ探さないといけませんし、チケットも同様です。
その探す手間と時間が省けます。
そして特定のお店限定でグッズ販売している場合もあります。そのお店は関東や関西で出ていることが多いですよね。
関東・関西に住んでいれば良いですが、それ以外の地方に住んでいた場合、入手が非常に困難!
そういう時、関東・関西に住んでいる人がいれば入手のハードルが非常に下がります。
これだけでもオタ活は充実しやすいので、グッズを集めたりイベントに参加している人は色々な繋がりを積極的に取っておくと良いでしょう。
相談できる・視野が広がる
性別年齢問わないだけでなく、色々な職業の人が集まります。
それだけに困った時は相談相手にもなり得ます。
僕は年下が多く、一回り下の子とも付き合いがあった時もあったので、話を聞いたり相談に乗ったりしたこともありました。
相談相手が出来る、色々な人と接することで視野が広がり自分の幅を広げる良いきっかけになるはずです。
出逢いにつながる
これはオプションという程度ですが、男女の出会いで恋愛に繋がることもあるでしょう。
ポケモンGOで結婚したカップルがいるのは見たことがあるかもしれません。
同じ趣味同士の繋がりでそれを通じてお互いを知って関係を深めていけば自然とそうなることもありますし、自然な流れと言えます。
オタクの人間関係の悪いところ
良いところをあげましたが、逆に良くないところ、悪いなと思うところも上げていきます。
どんな事でもそうですが、必ずしも良いところだけってことはありません。
ここにあげるのは一例で全ての人に当てはまるわけではないので、ご自分の経験などを踏まえて参考までに捉えてください。
好きなもの以外での繋がりが持ちにくい
集まったきっかけになるものの会話をしているときは良いですが、それ以外になるとあまり会話にならないことがあります。
一つのことに集中して突き詰めていくのは良いことですが、視野が狭いのは問題です。
僕自身は色々なことに興味を持っていたので、特定の会話しかできないというのはどうにも面白みを感じませんでした。
僕の問題である可能性もゼロではないので、一概には言えませんが、好きなもの以外で繋がっていくのはなかなか難しいように思います。
仲間意識、ナワバリ意識が強すぎて人間関係が面倒くさい時がある
オタク同士の繋がりの場合、排他的(自分のグループ外の人はあまり受け入れない)ケースも見られます。
こうなると、どこか村社会のような感じさえする時もありますね。
その場合、抜けたりすることや違うグループと仲良くするのを面白くない人も出てくるので、自然と行動を制限される可能性があります。
そういった人は依存心が強かったり独占欲が強い人が多いので、普段から接していればわかる場合もあります。
やっぱりそういう人ってどこか違和感があるんですよね。
あまり人の迷惑を考えない人がいやすい
人目を気にせず騒ぐ、自分さえ良ければOKという人の割合がオタクでは多いように感じています。
グッズ購入の際も、僕が飛行機に乗ってイベントの参加をしている時、大量のグッズ購入を依頼してきたり、それを当たり前のように頼んでくる人も…!
僕は経験がないですが、グッズを代わりに購入してきたものに対して、お土産だと勝手に思いタダで受け取ろうとした人もいるそうです。
そしてお願いするときも、相手がどう思うか考えずに行動する人もオタクには多いように思います。
もちろん、オタクでなくてもそういう人はいますが、割合はオタクに多いように感じています。
これはコミュニケーション能力の問題もあるでしょうが、極論は想像力の問題だと思います。
自分のことばかり考えて、あまり人の方に意識がいかない。
オタク趣味自体が基本的に自分にベクトルが向いている趣味なので仕方ないかもしれませんが、そういう勝手な人がいるだけでも自分のオタ活がやりにくくなります。
ピンと来ない人は、誰かにグッズ購入や交換をお願いしたりする時、こう言ったら相手がどう思うか、反応するか考えてみると良いと思います。
出会い目的の人がいる
いわゆる「出会い厨」というやつですね。
オタクでも女性がTwitterに「○○(ゲームの名前)はじめました」と書き込むと結構群がっているのを見ます。
もちろん、友達として仲良くする目的で会って好きになったのならそれは仕方ないですが、もともと出会いが目的で会うのは不純ですよね。
なかなか出会いのキッカケが少ないので無理もないかもしれませんが、そういった行動はそのコンテンツ自体のイメージを下げかねません。
まとめ
オタク同士の人間関係について色々あげてみました。
どんな物事にも言えることですが、良い部分と悪い部分がありますし、自分のいるコミュニティーが完璧良い部分しかないということはあり得ません。
大切なのは以下の点かと思います。
- 自分がそこにいて楽しめているか
- 周りに迷惑をかけていないか
- 近しいオタク友達を不快にしていないか考える
そして、自分が将来どうなっていきたいか考えることも大切だと思います。
今は楽しいけど、このまま続けるわけにはいかない
将来的に結婚などライフスタイルを充実させたい
もう人生諦めているような感じの人もいます。
色々あったのかもわかりませんが、今の時代ならどの年代でも自分の頑張り次第でどうにでもなると思います。
将来を考えながら自分のいる人間関係やコミュニティを考えると良いのかなとも思います。
何かの参考になれば幸いです。