何かしら行動する上でのマインド面で基本的に抑えておくことは、それほど多くもないし、よく考えれば当たり前とも思えることです。
最重要なのは行動するということです。
目次
行動しなければ何も意味がない
いろいろな方法や考え方がネットを調べたり書店に行けばあふれていますが、行動することが大前提です。
行動しなければ何の意味もありません。
本を読んだり講演を聞いても行動する人は5%といいます。
要するに、95%の人は何もしません。
繰り返しますが、何を学んでも行動しなければゼロです。
5%と聞くと、きっと自分には無理だって思うかもしれませんが、この5%は特別なことを求めていません。
求めている事は「成功失敗関係なく行動するか」どうか、それだけ。
行動さえすれば5%に入れるとしたら簡単ではないでしょうか。
「それでも難しいよ」って思う人もいるでしょうが、ハードルは決して高くないという事はお分かりなのではと思います。
つまるところ、この「ハードルは高くない」ということがわかればまずOKです。
行動できないのは行動の仕方を知らないから
「ハードルが高くない」とわかっても、結局行動できないのはどうしてか?
それは単純に「最初に何をすれば良いか分からない」からです。
例えば、新入社員がなにも教育を受けていないのに「単に行動すれば良いんだよ」って言われて行動できる人は本当に5%だと思います。
実際はそれより高くても、間違いなく少数派のはず。
そんな状況でとにかく行動せよと言われてやる人はまずいませんよね。
「仕事だから」という理由があれば5%より高くなっても、そうでないプライベートな事などなら5%程度でしょう。
新人教育を考えれば難しくない
まずなにをしたら良いか?
例えば、新人教育を考えれば社会人の人であればどうでしょう。
まず大まかに教える内容をざっくり伝えて、簡単なスケジュールを伝えるのではないでしょうか。
もし学生さんなら、学習要項の説明か、それが無くても教科書の目次を見ればある程度の流れが見えてくるはずです。
それもないのに「ただ働けば良いんだよ」とか「勉強したら良いんだよ」って言われても困りますよね。
もちろん、学んだ後に行動して、それを復習、反省してさらに行動しなければスキルアップしませんし、学力も伸びません。
数日で新人が即戦力になったり、テストで満点取れる人がほぼいないのと同じように、すぐに結果が出ないからと諦めるのも違います。
少なくとも、基本的な行動指針がないと普通なら行動できません。
最終的には自分で考えて動けるように
ただ、行動指針があってもそれは最初の話。
ある程度動けるようになったら後は自分で考えることも必要です。
よく「ググれ!(Googleで調べろ)」って言葉がありますが、ネットに載っているような情報、自分で考える必要のあることは自分でやらなければいけないところもあります。
もちろん、最初は教えてもらわないと難しいですが、教えてもらった後は動きながら考える。
試行錯誤しながらも、いろいろな問題を解決していくのが成長のための一番の近道です。
なので「自ら考えて動く」というのも大切にしてください。
もちろん、具体的にどう動けばいいかはこのサイト内で紹介していきます。
(リンク)自分で考えて動くか、言われた通りに動くか?その辺りのバランスについて
加えて必要なのは動機
仮に具体的にどう動けば良いかわかっても、自分がそうなるための動機がないと重い腰は上がりません。
「動機」と聞くと重い印象を受けるでしょうか。
ですが、動機はなんだって構いません。
- モテたい
- 少しはマシになりたい
- 周りを見返したい
自分でこれだというものがあればなんだってOKです。
もちろん、複数あっても良いです。誰かの影響でも、それが原動力になるならそれでも構いません。
変化した先の未来をイメージする
「行動することが大切」「動機を作る」ということがわかっても、自分の変わったイメージが想像できないと動けない人がいるかもですね。
動いた先はどうなるのか?
なりたい自分のイメージでも良いし、なんとなくこうなるだろうといったイメージでもOKです。
それが全て叶うわけではないですし、あまり理想が高いと叶えるのも難しくなりますが、少なくとも今より状況が良くなるのは間違いありません。
「良くなる」というのは、かなりあいまいで具体性が無い言葉です。
なので分かりやすく言うなら、「ある時後ろを振り返った時に自分で変化している」と思えるかということです。
たとえ誰かに変わってないと言われても、自分の中で変化していると思えれば問題ありません。
変化の基準は自分が決めるのであって他人ではない
「変化」というのは誰かから評価されるものではなくて、自分で判断するものだからです。
ただ、自分では小さな変化の連続で変化を感じていなくても、周りから見れば変化したと言われることがあるかもしれません。
その場合は、ポジティブな反応であれば前向きにとらえればいいでしょう。
ネガティブなら無視すればいいです。
変わる時は周りがはやしたてたりなど、言い方は悪いですが「うるさいスズメ」がいるもの。
そういった声は無視して、都合の良いようにとらえることも大切です。
一昔前に「鈍感力」という言葉が流行りましたが、人の言葉に影響を受けるすぎる人は鈍感になっても問題ありません。
ただそれを知って鈍感になれるならそれに越したことはありませんが、そう簡単になれるものではないでしょう。
なれれば苦労しないですよね。
ですが、気になってもいろいろな事にチャレンジして行動すれば気にならなくなるし周りも言わなくなります。
僕も人の反応や声を気にするタイプでしたが、自分でいろいろと行動してできる事が増えてからは気にならなくなりました。
考える時間や周りを見る時間より、自分が行動する時間を気にしてみてください。
良い意味で考えるヒマを自分に与えなければ考えなくても済みやすくなります。
まとめ
基本的に抑えるべきことを色々と紹介しました。
- 行動しなければ何も意味がない→動けないのはどう行動して良いかわからないから
- 動機もないと動けない→どんな動機でもOK
- 変化した先の未来をイメージする
- 変化の基準は自分が決めるのであって他人ではない
一番重要なのは行動することで、何をしたらいいか分かっているならそれをやってみる事です。
行動することで何かしらの答えが出ることが多いですし、そこから先をどうするか考える方が建設的です。
まず行動、ここが最重要だという事を念頭においてください。