オタクをやめたい?やめたくても結論できないけど楽になる方法はあります!

otakustop

中にはオタク自体をやめる人もいます。

何かしらの強い決意を持ってやめるなら、もちろんそれは止めません。

ですが、オタクの好き嫌いは一種の性癖に近いものがあると思うので、簡単にやめるなんて難しいのではないでしょうか。

少なくとも僕はそう思います。

ただ辞めれればどんなに楽かと思ったことも実際あったので、僕なりの基準について紹介します。

やめるという決断をする前の考え方や付き合い方を紹介しています。

この記事はあくまで僕の経験と個人的な見解が含まれているので参考程度に捉えてください。

そもそもやめることはできない

結論から先に言うと、完全にオタクを辞めることはできません。

言い切っていますが、これは一種の性癖のようなものなのですっぱり断ち切ることは無理があります。

もちろん人によりけりだけどね

ですが、完全に辞めることができなくても、程度を落とすことはできます。

辞めるのではなくて程度を落とす

オタク活動、「オタ活」とも言いますが、人によって程度は違います。

そして何を持ってオタクと言うのかも人によって違いますし、辞書的な意味があっても、それはあまり関係がありません。

ですのであなたが今どの程度かは分かりませんが、オタクをやめようと思っているなら、その程度を落とせば良いと思います。

例えば以下のような感じだとどうでしょうか。

  • グッズが売っているお店を毎週通うのをやめて2週間に1回にする
  • 新しいグッズが出るたびに買わず、好きなキャラの特定のものだけ買う
  • 毎月アプリに課金している金額を1万円から5000円にする
この3項目中、上2つは僕が実際にやった事です

実際には辞めてないけど、程度を落とすだけで負担が減ります。

個人のレベルだと自分で自由に程度を変えられるので、その程度を落とすことでオタクは続けられるかもしれません。

ただ、問題は人が絡んでい場合。

人が絡むと個人の判断だけでは済まない可能性もありますね。

人が絡んでいる場合はよく考えてから行動する

Think

もし好きなもの同士でグループができている場合などは少し慎重になる必要があります。

なぜなら、オタク活動の頻度を減らすということはグループの人間関係も希薄になるからです。

オタクの人間関係は大切ですよね。趣味のつながりは大切です

ただドライな事を言いますが、その繋がりが人生レベルで繋がっているならまだ良いですが、基本的には趣味の繋がりです。

これは職場や学校の繋がりと同じです。

職場や学校は退職・転職したり、卒業・転校したらほとんどの繋がりがなくなります。

本当に仲が良ければ、その後の関係も続きますが、そのほとんどはなくなります。

これは少なくとも僕が何度も経験していることなので確かです。

ただ、グループ内の結束が固いと面倒なケースもあります。

もちろん、グループ内の雰囲気にもよりますが「裏切った」的な反応をするケースもあるでしょう。

排他的(グループ外の人をあまり受け付けない)なグループほどその傾向は強いでしょう。

その場合は状況に応じた対応が必要ですが、大切なのは自分の意思です。

極論自分の意思で勝手に決めても問題ない

これが例えばバンド活動やスポーツのチームならメンバーに自分の気持ちをしっかり話して、メンバーに納得してもらう必要があるでしょう。

ただ、オタクの繋がりは言ってしまえば趣味の繋がりです。

ドライな言い方ですいませんが、繋がりの程度は強くないと思います(もちろん全てとは言いませんが)

バンドやスポーツのように、メンバーやチームが一つになってやっているものとは話が違います。

であるなら、自分の意思で決めてしまっても問題ないと僕は考えます。

オタク活動は時間とお金を大量に使うケースがほとんどです。

大好きで、時間とお金を注ぐのが苦ではないなら問題ないですが、それが苦になったり疑問を感じるならその気持ちを無視したらダメです。

その失っている時間とお金で他にできることがあります。

その時間とお金をオタク仲間が保障してくれるなら良いですが、そうしてくれることはあり得ません。

だからこそ、自分の意思でやめたり程度を落とすことは問題ないと思います。

結局みんな自分のことで必死

オタクのグッズ集めは基本的に自分のグッズを集めることが優先です。

「そんなの当たり前じゃん」って思うでしょうが、そこが問題なんです。

「グッズ集め」という自分の目的を叶えるということは、気持ちのベクトルが常に自分に向いているということです。

要は…

他者のことを考える割合が減るということになります。

もちろん、自分のことだけが100%ということではないですが、自分の割合がかなり高いと思います。

オタクをディスっている言い方になりますが、少なくともあまりに自分の割合が多いのは問題です。

これが他の誰かのためになったり、自分の行動を周りが応援してくれている、自分が何かを叶えることが他の誰かの望みを叶えることにつながるなら良いと思います。

ただ、オタク活動の多くはそれに該当しません。

だからこそ疑問を感じたら速度を落とすことが必要

もちろん自分の行動に疑問を感じていないなら問題ないし、それをどうとかいう権利は僕にはありません。

ただ、そうでないなら今後のことを考える必要はあります。

周りの人の反応を気にしている場合ではありません。

なぜなら、それによって時間とお金を大量に消費しているからです。

オタクの行動を抑えることでできることはたくさんあるはずです。

  • 家族やお世話になっている人にプレゼントする
  • 習い事にかける費用にする
  • もっと良い家に引っ越す
  • 旅行費用に当てる
  • 食費に当てて普段の生活のレベルを上げる
 

少なくとも時間とお金があればこんなことができます。

オタク活動はそれらを犠牲にして成り立っていることを忘れてはいけません。

それを犠牲にして続ける価値があるなら続ければ良いですが、そうでないと感じているならフェードアウトするのが適切な行動だと僕は考えます。

オタク仲間のことを考えている場合ではありません。

超絶ドライだというのは承知ですが、自分の人生の主役は自分だということを忘れてはいけません

人生で大切なのは何か

ここまで言うと「オタク失格」と言う人もいるでしょうし、オタク活動をどうするかはその人の自由です。

誰かにどうこう言われる筋合いはありません。

極論、オタクをやめたいと思ってやめる事ができる、できそうならそうしてみれば良いと思います。

やめることが出来た事に納得がいっていて、それで良いと思うなら何ら問題ありません。

そして、あなたの人生に何の責任も負わないような第三者が、勝手に人の人生にどうこう言う権利はありません。

かなりシビアな言い方なのは承知ですが、これは間違いないことです。

あなたの人生の主人公はあなたであり他人ではありません。ひどい事を言うと、他人はドラマで言えばただの登場人物かエキストラです。

自分の人生で大切なのはなにか?

自分の人生をオタク活動に捧げるくらいなら良いですが、僕はそうではありませんでした。

オタク活動によって失ったものがたくさんあります。

グッズや物を集めても自分の人生を充実させてはくれません。

ほどほどなら問題ないですが、思考停止状態でグッズを集めたり、苦しいのに行動をやめられないなら一度立ち止まって考えてください。

オタク活動との付き合い方を一度考える必要があります。

自分のこれからの人生と人間関係について

今やっていることは未来につながるのかどうかは簡単に判断がつくはずです。

これを続けて5年後、10年後、そのまた先、自分の人生が充実するでしょうか?

少なくとも僕は病的にオタク活動を5年以上続けて得るものは多くありませんでした。

世の中いろんな人がいるということはよく分かりましたが、強いてあげればそのくらいです。

そこでできた人間関係は今も続いているケースもあり、そこはありがたいと思っています。

ですが、この関係は僕がオタク活動をやめても(または程度を落としても)繋がっています。

残る人は残るし、残らない人は残りません。

人間関係というのはそういうものです。

そして、残っていく人間関係というのが本当の関係性だと思います。

残るかどうかは行動をやめてみないと判断できません。

自分のオタクとしての行動に疑問を感じているなら、程度を下げることをお勧めします。

ケースによっては人間関係など慎重になる必要もあると思うので、考えた上で行動してほしいですが、行動してみたら思った以上になんてことありません。

なんて事ありませんが、体がめちゃくちゃ軽くなることを実感できると思います。

頻度を下げながら、自分にとって良い頻度を見つける。

やめるのではなく、程度を下げるならまた戻りたくなっても戻る事も出来ますし、完全にやめたくなればやめもできる。

中には、思いっきりやめてしまうような荒療治の方が良い人もいるでしょうが、それが怖いなら頻度を下げる事をおすすめします。

やめてみて感じたこと

Freedom

実際僕がやめてみて感じたこと。

僕はオタクとしての自分の行動をやめたことが2度あります(正確には頻度をガクッと下げた感じ)

辞める時はどちらも思い切りが必要でした。

もちろん、人間関係はそこで終わる人もいますし、行動をやめてから二度と会っていない人も多々います。

ですが、やめたことによってできた時間の分だけ人生が充実しています。

やめてみても、思った以上になんてこともないし困ることもないです。

先程までの話は「頻度を下げて」といった感じでしたが、思い切れるならキッパリやめて(ほぼ行動しないくらいに頻度を下げる)みても良いと思います。

本当になんてこともないですよ。

 

「やめる」というのは先ほども書きましたが、キッパリやめれて納得できるならそれがベストです。

ただ、人によりけりで行動の頻度を下げてフェードアウトするという手もあるので、自分の性格や周りの人間関係を見ながら判断すると良いでしょう。

義務感を感じている人には特に勧めます

オタクとしての活動にどこか義務感を感じている人。

例えばこんなことがないでしょうか。

  • 新しいグッズが出たら買わないといけない
  • アプリゲームのガチャが出たら引かないといけない
  • ライブやイベントがあれば、気が進まなくても出なければと思ってしまう

もちろん、自分が楽しくてやっているなら問題ないですよ。

でも、どこか義務感というか強迫観念的に行動しているならそれは違うと思います。

僕が辞めようと思ったのはそれがあったからで、だんだん精神的に辛くなったからです。

もちろん、僕のようにならない人もいるでしょうから、完全に個人差はあると思います。

ただ、グッズ集めの場合、

  • 買ったは良いけど保存場所に困っている
  • ずっと段ボールに入ったままで整理できていない
  • 買った後のことを考えると憂鬱

といった人はたくさん見ています。

そう思っているのにグッズ集めをしているのは義務感に囚われているからで、これは早めに解決しないと自分を苦しめます。

どこかでケリをつけて、キッパリ絶たないと本当に自分を苦しみ続けることになります。

人生捨てる覚悟はあるか?

これは家族がいれば、家族の人にも悪影響が出るかもしれません。

グッズ購入で浮いた時間とお金で何ができるか考えてみてください。

  • そのグッズは自分や家族を救うのか?
  • 時間とお金があれば他にやってみたいこともできるのは?
  • そこで新しい人間関係が生まれて人生充実したらどんな生活になるか?

自分だけでなく、周りを幸せにできるかもしれません。

オタクはベクトルが自分に向いていると先ほど書きましたが、ベクトルを外に向けるだけで世界が広がると思います。

それを経験せずに人生終わるのはもったいなと僕は思ってしまいます。

それでもオタクでグッズ集めやイベント参加を続けたいなら、人生を捨てても後悔しないくらいの覚悟でやってください。

それに自信がないなら確実に後悔すると思います。

本当に厳しいことを言いますが、ゲームみたいに人生はリセットはできません。

一度真剣に考えることを強くお勧めします。

まとめ

オタク趣味に夢中になるのは楽しいし、その気持ちも経験しているだけにわかります。

ですが、それに疲れたり疑問をもったりすることもあるはずです。

それが一時的ではなく長く続くなら、今後の付き合い方を考えるのが良いです。

やめることは難しいにしても程度を減らすことはできます。

程度を減らすのもそれなりに思い切りが必要だったりしますが、自分の今後の人生などを考えてどうするか決めたら良いと思います。