前の記事で自分のコンフォートゾーンから抜け出す話を紹介しましたが、中には根本的に時間がないと言う人もいるでしょう。
- 起床
- 出勤の準備
- 仕事
- 帰宅
- 食事
- 風呂
- 寝る
みたいな。
ブラックな感じでもう家は風呂と寝るだけの場所。
そんな人はどうすればいいか?
今回は転職を中心に紹介します。
結論を言うと、そんな状況なら「転職する」というのが一番の答えです。
学生さんや転職を望んでいない人はスルーして良い記事かもしれません。
ですが、社会人は一度は目を通しても良い記事だと思いますので社会人の方は是非ご覧ください。
この記事ではあくまで、僕個人の意見もあるので転職という選択を選ぶ際は色々な人の意見を聞く事をおすすめします。
目次
同じ職種でも会社によって違う
例え同じ業種でも職場によって仕事以外の時間があるかは大きく違います。
僕も冒頭で紹介したように、家は寝るだけの場所のような生活の時もありました。
それとは逆に時間があり過ぎて逆に困るみたいな状態の時も経験しています。
職種は一切変えていません。会社を変えただけです。
あなたがどんな仕事をしているかはわかりかねますが、同じ職種の人間が2人いても、辛い状況の人、真逆の状態の人がいるのも事実です。
その仕事・職場が好きで望んで大変な状況になっているなら止めはしませんが、そうでないなら僕は勇気を持って仕事を辞めることをお勧めします。
まず「辞める」という気持ちが大切
曖昧な気持ちで転職活動しても上手くいきません。
まずは「辞める」という気持ちを強く持つことが大切です。
どうして辞めたいかは人それぞれですが、冒頭の「家は寝る場所」というレベルなら、それだけでも十分辞める理由になりえます。
もしこの場合の辞める理由なら、以下のような感じでしょうか。
- スキルアップのための時間を確保するため、仕事以外の時間が欲しい
- 今後を考えて、生活と仕事の時間のバランスを取りたいと考えた
他にも理由は考えられますので、色々検索してみてください。
この辺りは後々紹介する転職エージェントで相談する方に聞いてみても良いでしょう。
あなたの状況にあった辞意の伝え方を一緒に考えてくれるはずです。
辞める前に転職先は決めてしまおう
注意点が1点あります。辞める前に転職先は決めておきましょう。
先にやめて無職状態になると精神的にキツいです。
僕も何度か辞めていますが、ほとんどは次を決めてから辞めています。
職種にもよるでしょうし、僕のように無職の期間があっても平気な人はやめてからでも良いですが、次が決まりにくいなら先に次を決めましょう。
ここも辞める前に転職エージェントと相談すれば色々聞けるはずです。
転職エージェントに登録するメリット
もし転職する、ないし考えているなら転職エージェントを通しての転職を強くお勧めします。
理由としては以下の通りです。
- 自分の市場価値がわかる
- 色々な人の相談を乗っている人からアドバイスが得られる
- 自分の状態を客観的に見てくれる
しかも無料でお金はかかりませんので登録するだけでも価値は十分にあります。
逆にデメリットを探す方が難しいくらいです。
単に話を聞くだけなら何にも費用は必要ありません。
忙しくてもメールのやりとりだけでもできますし、それなら通勤の行き帰りや休憩中に十分対応可能なはずです。
直接応募はしない
おすすめしない方法は自分から直接求人情報を見て応募しない事です。
もちろん、友人の紹介や縁故入社(親戚など近しい人からの紹介によるもの)なら良いかもしれませんが、そうでないなら僕個人としては強く勧めません。
僕もエージェントから聞いてわかった事ですが、実情を聞くと以下のような事が聞けることもあります。
- あの会社は社長がヤバいからどこのエージェントでも紹介しない
- 短期間でその会社からの従業員が転職相談に来ている
- 給与の未払いや法律に反している事をやっている
これらは実際に僕がエージェントから聞いた話です。
残業の多い職場とか、拘束時間が長いなどといった事はよく聞く話でしょうが、こういった内情の話は表には普通出ません。
業界によって聞ける内容は異なると思いますが、このような情報はエージェントのような転職者を抱えている所でないと聞けません。
転職エージェントを通しても、面接時と入ってみたら違ったといったミスマッチは起こりますが(僕は経験ありです)、個人でやるよりかは確実にミスチョイスする確率は減ります。
どんなエージェントがあるか?
転職エージェントは色々あります。
そして職業によって、その職業専門のエージェントも存在します。
職種専門の場合は資格が必要なケースが多いと思うので、そういったことが特に何もなければ幅広く対応しているエージェントで問題ないでしょう。
理矢理転職させようとする担当者もいるらしい!?
一つだけアドバイスすると、転職エージェントの中には無理矢理転職させようりする人もいるようです。
求職者のエージェントの利用は無料です。かかる費用はありません。
エージェントは募集している企業側から成功報酬としてお金をもらっています。
なので転職させないとエージェントの業績になりません。
それなら、業績のために相談してきた人を転職させようとする人がいても不思議ではないのは想像できるかと思います。
多くはそんなことない親身になってくれる人が大半でしょうし、僕もそういったエージェントに当たった事はありません。
ですが中には、何がなんでも転職させようとする人がいるのは覚えておきましょう。
なので色々と就職先があると言われても有頂天にならずに、自分が将来どういった仕事や生活がしたいかといった方向性を定める必要があります。
転職する際に知っておいた方がいいこと
転職の際に知っておくと転職後のリスクなどを減らせる話をします。
これは僕自身が実際に経験したことなので、あなたの今後に生かしてください。
直接面談していないエージェントは避ける
メールや電話などで完結する転職業者もあります。
楽と言えば楽ですが、リスクもあります。
そういった業者の場合、企業に直接訪問していない可能性が高いので、その企業のことが詳しくない可能性があります。
詳しくないのに紹介するのか?って思いますが紹介しちゃうんです、これが。
僕の場合、ある企業を紹介され面接を受けました。
面接は滞りなく終わり、職場の雰囲気も見せてもらったのですが、どこか違和感がありました。
職場内の活気がない。うまく説明できませんが変な空気がありました。
その職場は謎の理由で面接に落ちてしまったのですが(もちろん僕の希望と条件が微妙に合わなかったなど理由はありました)、それを他の業者のエージェントに話したらびっくり。
「その会社落ちてよかったですよ!!」
「社長がヤバい人で給料未払いとかトラブルが多くて辞める人続出、常に募集がかかっています」
「募集がかかっていて社長からも圧をかけるように紹介を依頼されますが、1人もすすめたことありません」
このように言われました。
この企業が先ほどエージェントを通した方が良いといった部分で紹介したもののひとつです。
教えてくれた業者は必ず面談をしてその人の人柄や企業紹介にも訪問している会社でした。
訪問しないとわからないこともあります。最初の業者は電話のみで対応していたようなので、そこのやばさに気がつかなかったようです。
そこからその業者を使うことはやめ、教えてもらった業者で転職しました。
このように、実際に訪問などをして情報収集している業者を選ぶといいでしょう。
面接時と実際に入ってから内容が異なるのはよくあること
これは業種によって異なるかも知れませんので一概には言えませんが、面接時と入ってからの条件に食い違いがあることもあります。
- 有給が取りやすい職場ですよ→入ってみたらそんなことなかった
- 残業は夏場以外ほとんどありません→シフトによっては年中あった
- お休みもしっかり取れます→ヘルプ要請があり代休がなく残業扱い
これは僕が経験したことです。
3つ目なんて「労働基準法とかの労働関係法規違反でないの?」って言いたくなりますが、「お客さんのため」という大義名分の元まかり通してくる企業でした。
これは面接をした人が現場を理解していなかったり、自分の価値観に意味不明に自信を持っているせいだと思いますが、実際に存在します。
これを防ぐためには、自分がどういう働き方をしたいか、ライフワークバランスについてどう考えているのかを一度考える必要があります。
休みについての質問が多いと仕事に対しての熱意がないと判断される可能性もありますので、担当してくれるエージェントと相談が必要ですが、自分の軸を必ず持っておくと良いです。
もし食い違う点があればすぐに職場の人事の人やエージェントと相談して、受け入れられなかったら早々に辞退するというのも想定しておくと良いでしょう。
もし入社して我慢して続けると心身疲れ果てる可能性があり、うつなどになってからでは手遅れになります。
僕も転職して、職場の雰囲気があまり良くなく、厳しい上に先ほど上げた食い違い、そして体調を崩したこともあり早々に辞めた経験もあります。
現場の人には申し訳ない気持ちがありましたが、自分が壊れても会社は助けてくれませんからね。
誰かに批判・非難されようとも、壊れるくらいなら逃げたほうが良いです。
もちろん、辞めることを繰り返すと辞め癖がついて転職活動に大きく支障が出るので繰り返すのはご法度ですが、逃げるということも視野に入れておくと良いでしょう。
仕事に関しての価値観をできるだけ把握する
先程の働き方やライフワークバランスについての話は仕事に対しての価値観にもつながります。
仕事に対して命をかけてやるつもりなら、どんなにつらくても平気でしょう。
「自分の人生=仕事」という考え方の人なら休みなんていらないかもですけどね。
でも自分の生活も大切だという人がいるのも事実です。
これらは他人から否定されるものでもなく、自分が他人を否定するものでもありません。
それぞれの価値観があって良いんです。
でも、その価値観を否定してくる会社もあります。
実際に僕も会社と話し合った時に、僕の言っていることは聞き入れず完全否定。
話も最後まで聞かず、自分の思っていることを言って「そうだろ?」と同意を求める始末。
その会社は先程すぐ辞めた会社と同じ会社ですが、そういった人と仕事をすると冗談抜きで壊れます。
そんな会社なので辞めて正解でしたが、できる限りで良いのでその会社の仕事への価値観を把握しておくことは非常に重要です。
以上のように、注意しなければいけない点もあるので色々考えて利用するのが良いでしょう。
相談自体は無料なので登録の価値は十分にあり
不安を煽る感じになってしまいましたが、相談すること自体は最初に言った通り無料です。
自分がどうしたいか、実際に転職できるか、転職したら収入や時間どうなるかなど簡単にシミュレーションできるので、複数社登録をお勧めします。
時間や金銭的に余裕がないなら転職、一度も考えたことがなくても自分のキャリアの棚卸しの意味でも登録してみたら良いのになぁと個人的には思います。