にっしんです。
今回の記事は個人的な見解で、独断と偏見も含まれています。
なかなかに辛辣なことを書いてる点もあると思いますし、気分を害するかもしれませんが、あくまで個人的見解としてとってください。
僕がこう言っても当てはまらない方も当然いるでしょうから、自分の場合に置き換えてどうか考えてみると良いと思います。
結論、オタクが意識するところは自己完結できるかであり、最終的に目指すところは
- ある程度のリアルが充実しているか
- リアルが充実する努力をしているか
なのではと思っています。
そして、周りから理解してもらうにはどうしたら良いか、これを考えて行動する事が最重要だと僕は考えています。
目次
普段の生活を圧迫するのは自分だけなら良い
オタクでもそうでなくてもあくまでリアルがベースです。
ここでいう「リアル」とはオタク趣味以外の普段の生活の事をさしています。
オタク趣味が充実しているのは良い事だと思いますが、リアルで自分がどういう現状なのか考えなければいけません。
リアルがままならないならある程度整える必要があるでしょう。
もちろん、やるべき事をやってオタク活動しているなら問題ないと思います。
ただ、家族やその周りの人に金銭的、精神的に負担をかけさせているなら問題です。
生活を支えている人が支えられなくなった場合、現状の生活が破綻し、たち行かなくなるからです。
オタク活動をするにも、以下のことが最低限必要だと思っています。
- 自分一人だけで生活ベースができている
- 家族がいても、自分の役割(専業主婦の方なら基本的な家事や育児が出来ているなど)を果たしている
- 仕事をするにも周りに負担をかけないようにしている
人を過度に頼りにしてまでやるのは違うと思います
オタク活動はやるのに、生活を親に支えてもらっている(学生さんは別)、パートナーの稼ぎや我慢で何とかなっているというのは問題です。
もちろん、専業主婦(夫)で家事や家計の管理をしっかりした上でオタク活動をやりくりしてるなら問題ないです。
僕がこう言うのは、色々なオタクの人を実際に見てきたからです。
パートナーに負担をかけてでも活動している人、生活がカツカツなのにグッズを購入している人がいたからです。
家族の優しさで成立しているのかもしれないけど、それに甘えて自分の好きなことだけを追い求めるのはいかがなものかと思います。
自分一人になっても生活が成立するような状況での活動が理想的なのではないでしょうか。
理解には努力が必要です
「理想的だ」と言っても、そんなものただの理想論だと反論されそうですが、人の犠牲の上で成り立つ活動はどこからどう見ても問題です。
負担をかけさせるにも、極力負担をかけさせないように努力する、何かしらの形で補おうとするとが大切です。
仕事に例えれば、普段から大した仕事をしない人に休ませてほしいと言われて気持ちよく休んでもらおうとは思いません。
もちろん休むのは労働者の権利ですが、普段から仕事を頑張っている人とそうでない人の場合とでは対応が変わるのは容易に想像できるはず。
もし、普段から仕事を頑張っている人とそうでない人の休みが被って、どちらか一方にしか休みを与えられないとしたらどうでしょうか。
大半が前者の人に休んで欲しいと思うはずです。
話を戻しますが、普段から負担をかけさせないように努力して行動している人とそうでない人とでは大きな差があります。
もしイベントに参加したい、グッズが欲しいってなった時に、気持ちよく送り出せるのはどちらでしょうか。
周りに理解してもらおうと努力しないで理解してもらおうと言うのは都合が良すぎます。
理解してもらうにも努力が必要です。
努力をしないというのも否定しませんが、誰かが何かをしてくれるから別に良いといった考えは遠かれ遅かれ破綻するのは確実と言えるでしょう。
中には耳の痛い、相当厳しいように感じられるでしょうが、これは間違ってはいないと思います。
中には理解しない人もいる
理解してもらうには努力も必要と言いましたが、中には全く理解を示さない人もいますよね。
自分の考えに意味不明な自信を持っている、独善的で人の言う事を聞かないし理解しようともしない人。
そういう人が近くにいて、どれだけ理解してもらうための努力をしても無理ならその対象から離れる努力が必要でしょう。
これが先ほども言った自分一人でも生活など成立する事ができていれば離れる事ができるはずです。
何かしらの事情で無理な人もいるかもしれませんが、自分で打破できる人も決して少なくないはずです。
理解を示そう、人の話を聞かない人に理解を求めても無駄です。
そんな人からはフェードアウト(離れる)努力が大切です。
一番のネックはお金、次に時間だと思いますが、理解しない人と一緒にいて一生辛い思いをするくらいなら人生の一時期頑張って動いた方が人生充実すると思います。
今は副業(複業)が一般になりつつある時代ですし、就職もハローワークに相談すれば講習なども無料で受けられます。
誰かからアドバイスをもらえば可能性が出てくるとも思うので、ダメもとでも出来る事からやってみて良いのではないかと思います。
こうやってオタク活動から自分の人生どうするか考える事ができます。ある意味理解しない人は自分の人生にキッカケを与えてくれる人かもしれません。
オタク趣味に没頭するのは一種の逃げ
自分の好きなものにまっしぐらなのは個人的に良い事だと思います。
何も熱くなれるものがない人よりかは人生幸せだと僕自身の経験からも思います。
ただ、何かしらから逃げるためにハマっている人もいる気がします。
精神的なよりどころにしていたり、リアルの人生を諦めていたり。
自分の不可抗力でどうしようもなかったり、逃れる事ができなくてそうなっているなら仕方ないかもしれません。
でも、そうでない場合の方が多いのではないでしょうか。
あれこれ考えてみて何かしら打開する方法を考えても良いと思います。
色々本を読んでいて分かりやすくてヒントになりそうな本がこちら(↓)です。
没頭する理由の根底は劣等感?
精神的なよりどころにしていたり、リアルの人生を諦めている事の根底は劣等感かもしれません。
- 誰も自分のことをわかってくれない
- 自分は誰からも相手にされない
- 自分が動いても何も変わらない
ゲームやアニメだと、キャラが自分のことを構ってくれたり、すごい能力を持った状態でスタートしているので嫌でも注目されます。
自分の劣等感を見なくしたり、目を背けられるのでゲームやアニメの世界は心地良いです。
これが仕事柄大変でゲームをやっている間だけ童心に戻れる、どうしても変えられない状況があってわかっててやっているなら問題はないと思います。
ゲームやアニメのオタク趣味に限った話ではありませんが、自分がこれに熱中している根底にあるものは何なのか見つめることは重要だと僕は思います。
現実逃避して没頭するのは違う
しつこいようですが、実際に起きていることや状況から目を背けても、追いかけるように同じことが起きます。
現状を打破するための行動をしなければ何も変わらないでしょう。
もちろん、現実逃避するのも否定はしません。
ですが、現実逃避するならこうなりたい、ああなりたいといった高望みはしないことです。
厳しいことを言いますが、高望みするのはただの無いものねだりに過ぎません。
オタク趣味を通じて人生を考える
僕自身、いろんなものに興味を持ってイベントやライブなど狂ったように参加したこともあります。
その中で自分はどうしたいのか色々考えましたし、心の弱さや人間関係について色々学びました。
クソ真面目な感じですが、客観的に自分の行動を見返して、自分の行動はどうなのか考える事は決して悪い事ではないと思います。
色々考えて自分の知っている世界が狭いことを知りましたし、改善したほうがいいこと、逆に間違ってなかったこと。
ただ単にオタク趣味を楽しむだけでなく、人生レベルでどうなのか考えた方がよりオタク趣味を楽しめるのではないかと思います。
色々手厳しいことを書きましたが、何かしらの参考になれば幸いです。